「ヘネラリフェ庭園のロルカとグラナダ」第25回公演で、マヌエラ・カラスコ(Manuela Carrasco)による『ロルカを歌い踊るヒターナたち』を初演
2026/08/03
本日、7月31日(金)、アンダルシア州政府文化・歴史遺産・スポーツ省主催の「ヘネラリフェ庭園のロルカとグラナダ」第25回公演が開幕します。幕開けを飾るのは、新作公演『ロルカを歌い踊るヒターナたち』の初演です。これは、グラナダの詩人によるRomancero Gitanoをマヌエラ・カラスコ(Manuela Carrasco)が独自に再解釈した作品です。この舞台は、ヘネラリフェ劇場という特別な空間で、7月31日から8月15日までの12夜にわたり上演されます。
演出を手がけるマヌエラ・カラスコは、ロルカが着想を得たヒターノの世界へこれらの詩を返したいと語っています。その世界からロルカは、自身の最も影響力ある文学作品のひとつである『Romancero Gitano』を生み出すための根源的な象徴性を汲み取りました。マヌエラ・カラスコの手によって、ヒターナの女性たちが主役となり、ロルカの詩句はカンテ、ギター演奏、そして舞踊へと姿を変えます。
舞台上では、伝統と現代の創造が、詩、音楽、カンテ、そしてフラメンコ舞踊を通して対話します。こうしてロルカの詩句は新たな芸術的次元を獲得し、一方でこれらのフラメンコの表現言語は、ロルカの言葉が持つ表現力豊かな力から養分を得るのです。
マヌエラ・カラスコとともに、現代フラメンコ界を代表する名だたるアーティストたちが出演します。ペドロ・シエラ(Pedro Sierra)は本公演の音楽監督を務め、ロルカの詩句をさまざまなフラメンコのパロに編曲するとともに、ギタリストとしても参加します。ゲストアーティストには、カンタオーラのエスペランサ・フェルナンデス(Esperanza Fernández、7月31日〜8月8日)、アウロラ・バルガス(Aurora Vargas、8月11日〜15日)、カンタオールのエンリケ・エル・エストレメーニョ(Enrique el Extremeño)、そしてバイラオーラのパストーラ・ガルバン(Pastora Galván)が名を連ねます。
さらに出演陣には、バイラオーラのイネス・ルビオ(Inés Rubio)、サライ・デ・ロス・レジェス(Saray de los Reyes)、カンタオーラのサマラ・カラスコ(Samara Carrasco)、フアナ・サラサール “La Tobala”、パーカッショニストのホセ・カラスコ(José Carrasco)、ヴァイオリニストのサムエル・コルテス(Samuel Cortés)、そしてアントニオ・アマジャ “Petete”のコンパスが加わります。また、グラナダ出身の女優ココ・レジェス(Coco Reyes)も参加し、『ロルカを歌い踊るヒターナたち』を構成する各音楽ナンバーをつなぐ役割を担います。
公演シリーズは、このほかにも注目の演目が続きます
アンダルシア・フラメンコ・バレエ(Ballet Flamenco de Andalucía)は、『Tierra Bendita. Tierra vieja de candil』を携えてヘネラリフェの舞台に登場します。これは、フラメンコを表現の軸とし、ロルカの感性と響き合う象徴的かつ創造的な空間としてのアンダルシアのルーツを掘り下げるフラメンコ組曲です。この公演は8月19日から22日までの夜に開催されます。
「ヘネラリフェ庭園のロルカとグラナダ」第25回公演のフィナーレを飾るのは、『Omega, 30 aniversario』です。これは、エンリケ・モレンテが推進した伝説的アルバムを現代的に読み直す作品です。コンサートは、その息子であるキキ・モレンテ(Kiki Morente)が、ラガルティハ・ニック(Lagartija Nick)、イスラエル・ガルバン(Israel Galván)とともに披露します。フラメンコ、詩、ロックが再び結びつき、ロルカ作品を広める手段としての音楽言語が持つ変革の力をよみがえらせます。このステージは8月27日から29日までの夜に楽しめます。
チケット販売
- 公式サイト: www.lorcaygranada.es
- 電話: 662 862 145
- コラル・デル・カルボン(Corral del Carbón)およびヘネラリフェ劇場チケット売り場
- 料金:
- 『ロルカを歌い踊るヒターナたち』および『Tierra Bendita. Tierra vieja de candil』: 35ユーロ(前売り23ユーロ)。
- 『Omega, 30 aniversario』コンサート: 35ユーロから、優先席は50ユーロ。
詳細はこちら: Lorcaygranada.es
ニュースソース: Lorcaygranada.es / フラメンコ雑誌

ヘネラリフェ庭園での「ロルカとグラナダ」第25回公演のポスター画像 - アンダルシア文化機関庁(アンダルシア州政府)