カンテス・デ・イダ・イ・ブエルタ（Cantes de ida y vuelta）

カンテス・デ・イダ・イ・ブエルタはスペイン系アメリカのポピュラー音楽を起源とするフラメンコの曲の一種です。カンテス・デ・イダ・イ・ブエルタの中にはミロンガ、ルンバ、ビダリタ、グアヒーラ、コロンビアナが入ると考えられています。

このスタイルはスペインからラテンアメリカへ移住した人たちによって「往復（イダ・イ・ブエルタ）」という意味のスタイルがラテンアメリカに渡ったと信じられていたことから用いられました。スペインからラテンアメリカへ移住した人がその地で影響を受け、その後その移住者がスペインに帰還したことで曲が作られ、スペインで広まったと考えられていました。