カバル (Cabal)
カバル(先端という意味)はフラメンコの母体となる曲の一つとして考えられています。シギリージャの独特なバリエーションとして捉えられており、シギリージャのカンビオ(変化、変更)やレマーテ(終わり)の時に歌われます。
現に「変化したシギリージャ(Seguiriya cambiá)」とも呼ばれています。音楽的にはシギリージャとカバルのリズムが交互に配置されています[YT1] が高音調です。創始者はエル・フィージョとその普及者シルベリオ・フランコネッティだと考えられており、19世紀半ばに起こったエル・フィージョと闘牛士パキートの逸話から名付けられたようです。
[YT1]シギリージャと同じですが、シギリージャより高音調です。→スサーナに確認