ティエント(Tiento)
ティエントはカンテとバイレのフラメンコの曲です。4分の2拍子でタンゴのグループに属しています。ティエントの詩は3行又は4行8音節で、それぞれの詩の後には繰り返し部分が続いています。起源はタンゴ・フラメンコですが、リズムはよりゆっくりしています。かつてはタンゴ・ティエントと呼ばれていました。
マルーロはタンゴ・ティエントを形成したカンタオールの一人と考えられています。エンリケ・メジッソは現在の形式を生み出した人でした。その他の有名なティエントのカンタオールとしてはパストーラ・パボン(ラ・ニーニャ・デ・ロス・ぺイーネス)とアントニオ・チャコンがいます。